有効急所で失敬

ポケモン対戦についてぼちぼち更新しま〜す

S9最終1778位 壁ロンゲサフゴ

ポケモンSV s9構築記事

[結果] 順位:最終1778位 レート:1834

[パーティ]

 

英語すみません

[一言]

半年ぶりに構築記事を書きました。

半年間ぼちぼちランクマには潜っていたのですが忙しく、マスボ級到達で終わらせたりなど特に納得のいくパーティを考えていなかったので更新していませんでした。

今月は、ふと思いついた壁展開の構築を使ってみるとこれが意外と強く、時間があったのも相まって自分の最高レートを更新(初のレート1800)したので構築記事として残すに至りました。

[コンセプト&構築経緯]

「壁下のサーフゴーで積んで全抜き」

レギュレーションDでは積み技の対策としてアンコールや吹き飛ばし、あくび、天然が用いられていると思います。しかし、サーフゴーであればこういった変化技は効かず、倒されない限りは積み放題であると気がつきました。

(((ポケモン実況者いろはさんのS2のクエスパトラからバトンでサフゴにつなぐ展開を思い出したことがキッカケ。(一番下に動画のリンク張っておきます))))

そのため先制で両壁を張り交代技である捨て台詞を覚えるオーロンゲを起点作成要因として採用し、ここまででキツい水流連打と暗黒強打、イーユイの技を半減にできる水ウーラオスを3体目に採用しました。

急所が致命的なので、3体の調整や技講構成は相手の水ウーラオスをかなり意識しています。(悪ウーラは多少切り気味です)

その他壁下のエースとして強そうなB振りブエナカミ(研究中)、受け破壊のガチグマ、毒とか塩漬けに強い毒テラス隠密マントクレセリアを採用しました。

 

基本的にはオーロンゲ→サーフゴー→オーロンゲ→ウーラオスという流れが多いです。

[個体紹介]

オーロンゲ(妖)@ひかりのねんど

特性:いたずらごころ

実数値:202(252)-140-103(140)-103-121(116↑)-80

技構成:リフレクター、ひかりのかべ、ちょうはつ、すてゼリフ

調整意図:壁下でハバタクカミのムンフォを2耐え、鉢巻水流連打の最高乱数切り

 

挑発は初手に対面した水ウーラオスに剣の舞やビルドアップをされると詰むので採用。その他変化技拒否にもなった。すてゼリフは対面操作のためでAC-1も地味に活きた

鉢巻ハッサムのバレパン以外には安定して壁を張れ、大活躍だった

Dicussion

・攻撃技が一つもないことで困ることはあまりなかったが、ふいうちの使用感もよかった(挑発との相性もgood)のですてゼリフと変えるのもアリかも

・先制で壁を張れるヤミラミクレッフィ、早く動いて壁を張れるレジエレキやドラパルト、クエスパトラも代役の考察対象となりそう?

・初手悪巧みサーフゴーの対処が難しい。初手は光の壁を張ってサーフゴーに引いてなんとかする

サーフゴー(水)@弱点保険

特性:黄金の体

実数値:191(228)-x-142(212)-174(44↑)-112(4)-107(20)

技構成:ゴールドラッシュ、シャドーボール、悪巧み、自己再生

調整意図:Hは16n-1、Cは+4でHBディンルーをワンパン、Sはミラー無振り抜き、その他Bへ

 

・壁と合わせると多くの環境TOPポケモンを積みの起点にできた。

・水ウーラ意識で水テラスにしたが活きた場面は多い。

・3タテが決まることもかなり多かった。

・パオジアンにつららを撃たれないので心が穏やか

Dicussion

・鋼テラスならC+4で多くのカイリューマルスケ込みでもワンパンできる

・弱点保険でなくともCをあげられるので食べ残しや隠密マントもありかも

 

連撃ウーラオス(水)@パンチグローブ


特性:不可視の拳

実数値:175-182(252)-120-x-81(4)-163(252↑)

技構成:水流連打、アクアジェットドレインパンチ、剣の舞

調整意図:ようきAS252、相手のウーラオスがキツいので最速にしたのはかなり活きた

 

・壁下の初めのエースをウーラオスにしてしまうとアンコや吹き飛ばしで剣の舞を積めないので基本的にサーフゴーにするようにしていたが、例外としてオーロンゲがイーユイ、ウーラオス、パオジアンと対面している場合の交代先はウーラオスにしていた。

・格闘半減以下の相手に殴られ続けると壁下だろうとドレパンで回復ができず倒れる

・アンコ羽カイリューや死に出しの高火力特殊アタッカーがキツい

 

Dicussion

・耐久、特に特防方面に努力値を振るのもありかも

・相手のカイリューやウーラオスを早く突破してしまいたいため、雷パンチや冷凍パンチも選択肢に入れたいが、技スペがない

・水ウーラに強く出たいならカイリューでも良いのかもしれない(あ、でもパオジアン)

 

ハバタクカミ(水)@ブーストエナジー

特性:古代活性

実数値:131(4)-x-107(252)-155-155-205(252↑)

技構成:ムーンフォースシャドーボール、瞑想、痛み分け

調整意図:臆病BS

・相手にウーラオスとパオジアン、Hヌメルゴンがいない場合にたまに選出していたがほとんど選出はしていなかった。

・水テラスは相手の水、氷、鋼技に対してかなり活きた

Dicussion

・ブエナカミの最速が活きるのはミラーとスカーフパオジアンくらいだが壁下であれば相手のハバタクカミはキツくないし、スカーフパオジアンも少ないことを考えればスカーフガブリアス抜きくらいにして努力値を耐久や特攻に割いてもいいかもしれない

例)おくびょう 135(40)-x-107(252)-169(108)-169(108)-170(↑)

 

ガチグマ(ノーマル)@火炎玉

特性:根性

実数値:464(252)-416(252↑)-246-113-197(4)-136

技構成:からげんき、地震、シャドークロー、まもる

調整意図:HAぶっぱ

・採用理由は受けループへの殺意です。こいつがいるおかげで勝てたゲームが何度かあり、選出率こそ高くはないものの、積み構築においてこのような存在は欠かせないと思う。ゴツメや火傷ダメなど体力管理だけ注意

Dicussion

・代案があれば教えて欲しいです。

クレセリア(毒)@隠密マント

特性:ふゆう

実数値:227(252)-81-178(252↑)-95-141(4)-105

技構成:ムーンフォース、アシストパワー、瞑想、月の光

調整意図:HAぶっぱ

・どくどくや塩漬けなどが鬱陶しくて採用。

・起点回避の術がない構築を簡単に詰ませられる

Dicussion

・役割対象であるドヒドイデやドオーをみたら選出することがあったが、黒い霧によって瞑想が積めず突破できないことが多々あり、ラッキーやハピナスにも勝てない。この構築で一番活躍させられなかった。カイリューとかに変えていい気がする。

 

[構築の弱みと改善]

・相手の初手悪タイプとサーフゴーの積み技(挑発が効かない)

・一撃必殺技に安定した回答が用意できていない

・襷パオジアンがキツい時がある(特に電気テラバやサイコファング

・サフゴに水テラスを切ると電気と草技の一貫ができてしまう

・鉢巻ウーラの悪テラス暗黒強打にはゴリ押される

・たまに出てくるデカヌチャンにはかなり荒らされる

・ドオーに対しては悪巧みサフゴか水流連打のどちらかは刺さるが特性チェックが面倒

 

改善のため

・多分カイリューを構築に入れるべきで、パオジアンやイーユイがいない限りウーラオスの代わりに選出してもいい気がする(カイリューサフゴのタイプ相性、地割れの拒否)

 

[総括]

変化技を断れるオーロンゲとサーフゴーの安定感が強くシステマチックに動かせられた。自分が考えた構築でこんなに強く動かせたのは初めてな気がしてとても嬉しい。改めて差が出るのは構築なんだなと実感した。今回は1778位と3桁に届かなかったが、まだまだ改善の余地があると思うので次のs10は3桁を取り、ロトポータルで紹介される構築レベルにまで練り上げたい。

コメント等あればぜひお願いします!!

 

以下は今回構築を思いつくきっかけとなった配信者いろはさんのS2の構築

youtu.be